AKB48の「恋愛禁止条例」に関する論考を、わしの
個人サイトの方で連載している。
わしも馬鹿だからタダでこういう文章を書いてしまう。
書かずにおれないという表現者のサガだね。
これは「不文律」「道徳」というものと、資本主義の
関連性を探る意味でも面白い試みだと思う。
つまりグローバリズムで商売第一になってる安倍政権が、
懐古趣味的に学校教育に介入したがる矛盾とも通底する。
さらに憲法改正の問題にも関わっているのだが、
わかる者は少ないだろう。
最近の知識人・言論人の劣化は度を超しているからな。
この連載を支持してくれるAKBファンも結構いて、
応援メッセージが届き始めた。
だが一方で、連載を止めさせようと、いまだに狂信ヲタ
の抗議も来る。
AKBに対して関心のない一般の人には、わからない
だろうが、「恋愛禁止条例」の話題自体が自分の推しメンの
不利になると考える狂信ヲタというのが、AKBファンの
中にはいるのだ。
わしは特定メンバーを否定するための評論ではないと
言っているのに、狂信者にはわからない。
むしろ全メンバーと全ファンを救うためにも、
「恋愛禁止条例」の評論がいるとわしは考えているのに、
わしを誹謗中傷してくる狂信ヲタがいる。
狂信者は「お前は何様だ?」「運営方針に口出しするの
か?」「メンバーをいじめて楽しいか?」と言っているが、
わしが漫画家で政治や文化の評論もする人ということは、
誰もが知っている。
匿名で攻撃する狂信ヲタの方が何様だと言いたい。
運営に口出しする権力もないし、資格もない。
指原みたいなタフな女は、秋元康御大から、プロの大人
たちから、オヤジヲタまでの絶大な支持を得ているから、
わしがいじめてもビクともしないが、
(もうわしが敗北したからその気もない)
他のスキャンダルで苦境に陥っているメンバーはむしろ
救いたいくらいだ。
評論の重要性をわからない狂信ヲタには、そもそも
知性がないからうんざりする。
政治を評論しても、文化を評論しても、知性なき獣が
罵詈雑言で攻撃してくるようになった。
ネットが発言者を平等にしてしまったせいである。